2009.2.21 福祉有償輸送講習会を神戸で開催!

福祉有償輸送講習会開催!篠山・丹波、加古川、神戸から13名が受講

「第1回福祉輸送運転協力者講習」が2月21日(土)22日(日)に神戸市中央区で開催されました。兵庫県高齢者生活協同組合は、道路運送法施行規則に基づき平成21年1月19日付で講習の認定書を国土交通大臣から受領しました。
高齢者生協の「福祉輸送」は、
①移動困難者の命・人権に係わる課題であり、これに応えるものです。
②地方では単身高齢者・高齢者世帯の増大と平行して「移動手段」の重要な役割を果たしつつあります。
③都市部でも公共交通の縮小・撤退に代わるものとして、タクシーを頻繁に利用できない年金生活者等の「移動手段」として重要性をましています。
④「医療制度改定=入院期間の短縮」によって、重症者の通院を支える役割を担っています。
⑤福祉輸送・生活支援事業は、元気高齢者の就労拡大を担っています。「日々雇用」保険を活用することで、「無理のない労働(事故防止)」保障として積極的に拡大を図ります。

福祉輸送で最も大切なことは、利用者の安全と安心です。
講習は
(1)移動・送迎サービスの利用者を理解し、必要とされる介助と介護について
(2)移動・送迎サービス関連の交通法の理解について
(3)実技について行われました。
実技では乗降介助、車椅子・ストレッチャーの固定とシートベルトの装着を疑似体験とあわせ入念に行いました。「AED」(心臓停止時に使用する機器)の使用法も講習しました。講師は(1)新原耕治さん(篠原の里)(2)小島勝さん(福祉輸送・長田)(3)越川洋三さん(福祉用具)にしていただきました。
このたびの講習会では、13名が受講し、修了証「福祉有償運送運転者等講習」が交付されました。これからも地域の人達の要請に応えるために、運転者講習が必要です。今後も講習会を実施していきます。