11月26日は「いい風呂の日」安全で快適な入浴タイムを♪

今週に入り、急激に冷え始めましたが、みなさまは如何お過ごしでしょうか。

寒くなってくると、お風呂に浸かるのがとても楽しみになりますね♪

今日11月26日は、「いい風呂の日」です。
「いい(11)ふろ(26)」(いい風呂)と読む語呂合わせから、日本浴用剤工業会が制定しました。

今日は特に人気が高く、良く売れている入浴関連用具を4つご紹介いたします。

1 シャワーチェア・シャワーベンチ

介護用入浴用いすは一般的にシャワーチェア(シャワーベンチ)とよばれ、洗身の際に座るいすです。立ち座りに能力が低下した方が使用するためのもので、背もたれありなし、肘掛けありなしタイプなどがあります。

中でも、折りたたみ可能で自立できるタイプは浴室の掃除がしやすく人気があります。

肘掛けは跳ね上げ式がコンパクトに収納出来て便利です。写真のシャワーチェアは座面の高さが6段階に調節可能です。

  

座面と背もたれはパッドが取り外し可能なので、簡単に洗えます。痛んだり汚れたりすれば座面や背もたれのみ購入することもできます。(ただし、その場合は実費での購入となります)

片手で簡単に折り畳みが出来て、自立するものだと清掃や介助もしやすく人気です。写真のシャワーチェアは畳んだ時の幅は約16センチほどでとてもスリムです

 

 

シャワーチェアはメーカー、大きさ、形により¥10,000~¥40,000と価格が変わります。(お色は他にもございます)
※上の画像のシャワーチェアは定価¥29,700(税込み)となります。

 

 

2 浴槽台

浴槽台は、浴槽内に置き、浴槽内での立ち座りを助け、浴槽への出入りを楽にするための物です。こちらも高さを調節できます。

洗い場と浴槽の段差を軽減するため、またぎやすくなりますが、浴槽台に座る際に肩まで浸かれなくなることがあるため、しっかり浸かって温まりたい方は浴槽台を移動させたり、立てかけるなどの工夫が必要になってきます。

吸盤で取り付けるタイプと自重で沈むタイプがあり、それぞれメリット・デメリットがあるので、自身の入浴生活に合ったものを選ぶことが大切です。

自重で沈むタイプ

メリット・・・底の素材に左右されずに使用できます。場所を選ばず踏み台に使用することもできます。
デメリット・・・吸盤タイプよりも重くなります。

 

 

 

吸盤タイプ
メリット・・・浴槽にしっかりと固定出来ます。軽量なので、持ち運びがしやすいです。
デメリット・・・凹凸があったり、ざらざらした素材の浴槽だと吸盤がくっつかないため使用ができません。浴槽から外す際に力が必要なので、外すのが億劫になり、掃除がしにくくなることもあります。

浴槽台はメーカー、大きさ、形により価格が変わります。(お色は他にもございます)

自重タイプ¥10,000~¥25,000 
※上の画像の浴槽台は定価¥20,350(税込み)となります。

吸盤タイプ¥20,000前後
※上の画像の浴槽台は定価¥15,550(税込み)となります。

3 滑り止めマット

滑り止めマットは、浴槽の中に敷き、浴槽に出入りするときのすべり止めや、入浴中の姿勢を安定させ、身体が前方にずれるのを防ぐ目的で使用します。

浴槽内に入った際に、滑らずにしっかりと踏ん張る事ができるので、安心して浴槽内に浸かることができます。また、浴槽のフチに貼る小さなタイプもあるので、フチに手をかけた際に滑ってしまうのを防ぐことができます。

すべり止めマットは消耗品と考えて頂き、劣化していないかをチェックしてその都度買い替えて頂くようにお願いしています。

浴槽内と洗い場と両方に使えるものもあります。つまづき防止にフチが斜めのスロープ状になっているものを選ぶとより安全です。

すべり止めマットはメーカー、大きさ、形により価格が変わります。(お色は他にもございます)
※上の画像のマットは定価¥6,600(税込み)となります。

 

 

こちらは浴槽のフチなどに貼る小さな滑り止めシートです。約10枚ほどのセットになっているので、動線や浴場の形を考えてこまめに張り替えることができます。

すべり止めマットはメーカー、大きさ、形により価格が変わります。(お色は他にもございます)
※上の画像のマットは12枚入り定価¥3,080(税込み)となります。

 

 

4 足湯バケツ

足湯バケツはメーカー、大きさ、形により価格が変わります。(お色は他にもございます)
※上の画像の足湯バケツは定価¥1,430(税込み)となります。

 

足湯バケツは高齢者に限らず、若い方にも人気のある商品です。

立ちっぱなしで疲れたり、寒さで足元が冷え切った時は、ゆっくり足を温めたいですよね。

 

足浴は膝から下を洗い温める入浴法ですので、お風呂場までの移動が難しい方や、全身での入浴が困難な方も、室内でベッドや椅子に腰かけたままで出来ることで近年特に注目されています。

 

足は心臓から一番遠く冷えやすく、特に高齢者は血行不良により足がむくみやすくなりますが、足を温めることで全身への血流が改善され、むくみ防止につながります。また、清潔感や爽快感を得ることに加えてリラックス効果など、数多くの効果があります。

 

上の画像の足湯バケツは軽くて使いやすく、お手頃な価格に加え、ゆったりと浸かれる大きさのため、特に人気の品です。

 

介護認定が下りていない方も、より健康でリラックスした生活が送れるよう一度試して頂きたいと思います。

 

高齢者に限らず、日本人は世界有数のお風呂好き民族と言われています。入浴は「体を清潔にする」「温まる」という目的はもとより、「リラックスする」というとても重要な意味が見られます。例えば、「毎日浴槽に浸かっている」人の割合は、アメリカでは年間通して約10人に1人ですが、日本では夏でもなんと3人に1人以上と言われています。

確かに省エネ志向が高まる昨今でも、「冬でも浴槽に湯をためるのをやめてシャワーに切り替える」という人は少ないですね。

しかし、入浴は浴槽の「またぎ動作」など、身体への負荷が大きく、浴場は滑りやすいため転倒の危険も多くなります。

高齢者生協では、さまざまな入浴用品を取り扱っています。

要介護認定が下りている方は、実質定価の1割~3割にてご購入いただける商品もございます。

 

実物を手に取って見て頂けるよう、展示品のご用意もいたしますので、介護認定の下りているかたも、そうでない方も、商品の購入価格や使い方など何でもお気軽にご相談ください。

 

皆様の入浴ライフがより楽しく安心なものになるよう、お手伝いさせて頂きます!!